【読完レビュー】 「入社1年目の教科書」 著:岩瀬大輔 を読みました。
こんにちは、バドです。
今回は岩瀬大輔さんの「入社1年目の教科書」を読んだ感想を書いていきたいと思います。
有名な本なので知っている人も多いかもしれませんね。
早速結論になるのですが、この本の個人的おすすめ度は★★★★☆です。
そのように感じた理由を以下に書いていきます。
[目次]
・本情報
・この本の良かったところ
・この本のよくなかったところ
・まとめ
[本情報]
2011年5月19日 第1刷発行
2022年4月20日 第37刷発行
著者:岩瀬大輔
発行所:ダイヤモンド社
2011年に第1刷が発行されてから2022年まで、しかも第37刷まで発行されていることから、すごいロングセラー本だということがわかりますね。
さらに著者の岩瀬大輔さんは、1998年に東京大学法学部を卒業し、その後ハーバード大学経営大学院に留学。そこを日本人としては4人目となる上位5%の成績で終了。そして2006年に副社長としてライフネット生命を立ち上げるという、我々一般人からしたら意味わかんない経歴の持ち主です。あまりにも凄すぎて、自分では凄さがあまり想像できていないような気がします(笑)
[この本の良かったところ]
この本では、新社会人に対して仕事における様々な大事なことを、項目ごとに分けて分かりやすく説明してくれています。その中でも自分が特にこの本の中で大事だと思った1つの事を紹介しようと思います。それは…
というものです。
これを聞いて皆さん、「えっ、仕事はなるべく完璧なものを出すべきじゃないの?」と思いませんでしたか。もし思わなかったのなら、あなたは仕事ができる人じゃないでしょうか。ちなみに自分は「新入社員なのだから、仕事はなるべく完璧なものを出して、上司から良い印象を持たればければ」と思っていました。
ところがこれは違うのです。考えてもみてください。会社に入ったばかりの、業界等についても対して詳しくない新人が、完璧に近い仕事をすることができますか?答えはわかりきっています。できるわけありません。だから新人は、長時間をかけて100点を目指した仕事を行うのではなく、50点でいいから、なるべく早く仕事を進め、出来上がったものに対して上司・先輩などに赤ペンを入れてもらい、アップグレードしていけばいいのです。
この本に出会えたのが、このことを知れたのが、会社での研修中で本当に良かったと思います。もしこのことを知らずに本格的に仕事に取り掛かっていたら…
[この本のよくなかったところ]
先に言っておきますが、この本は良著だと思っています。しかしそれでも、全体を通して「なんだかなぁ」と思う内容が少々ありました。そのように感じてしまった理由は簡単です。それは『この本は12年前にできた、少々古い本である』という事です。
そのため、「宴会芸は死ぬ気でやれ(p174~)」と言ったような、少々時代錯誤に感じるような内容がちらほらあります。(このように感じるのは、自分がZ世代と呼ばれる世代だからかもしれません)
この本を読む際、特にZ世代と呼ばれる世代の人が読む場合は、この事を理解した上で読むほうが良いかも知れません。
[最後に]
私が感じたこの本の良いところ、良くなかったところを書いてきましたがいかがでしたでしょうか。前述した通りこの本は、ほんの少しだけ注意するところはあるものの、良著には違いありません。仕事をする上で大切にするべきことがたくさん書かれています。
是非とも、特に新社会人になったばかりの人、新社会人になる直前の人には読む事をお勧めします。
デザインはこうした方がいい、私はこう思ったなどの意見・感想をお待ちしています。
執筆のモチベになりますし、より良い記事を書くための糧となります。
よろしくお願いします。